精密化学工業座談会
数日前、EVERSUPPの主催した「2022精密化学工業座談会」が、台中のザ レディス タイチュウ(永豐棧酒店)で開催されました。イタリアのマネージャーClaudio氏が最新のNEW PTFEシートの紹介のため招待されました。EVERSUPPの営業担当の賴柏志は当社の製品と実績を紹介、工業技術研究院(ITRI)の吳水欽博士は蒸留塔の設計と応用について紹介、連陽環保謝哲雄博士は塩酸洗浄塔など新技術の成果を共有しました。座談会に勝一化工、鴻勝化学、關東鑫林科技、台灣製紙工業、長春化学、三福化学工業、兆聯實業、信紘科技、臺灣中華化学、達興材料、華邦電子、聯仕化学工業などメーカーの代表者が参加しました。この座談会では各社の情報交換を通して各業界が互いに協力し、精密化学分野の新たなマイルストーンに向けてともに発展できる事を望んでいます。
座談会でイタリア人マネージャーのClaudio氏は、我が社が国際的に有名な最高仕様の材料サプライヤーであり、台湾のコロナ禍終息後、台湾の半導体製造工程化学薬品、特殊ガスなどそのほかの業者に、最新のNEW PTFEシートの利点を共有しました。またPFAと比較すると、NEW PTFEは高純度化学品の分野において、表面の平滑性が優れ、溶接の安定性がよく、耐酸、耐アルカリ性の用途における優れた総合性能を備えているとも述べました。
EVERSUPPの副社長許貿翔氏は次のとおり発表しました。当社はイタリアの企業と18年間の協力関係を結んでいます。国内の半導体製造化学品、特殊ガスなどその他の高精密度材料メーカーは材料の良率の向上に加え、台湾の工場と提携してグリーン製造を共同開発し、毒性がある半導体材料を段階的に置き換えたり、材料をリサイクルして再利用したり、有害な材料用量を減らしたりと、半導体も新たな時代を迎えてきています。EVERSUPPも発展し、清潔と半導体グレードの化学溶液を運ぶための容器(PTFEシートライニング)を製造することができ、循環経済の分野に足を踏み入れて半導体業界に循環経済を導入する新たな機会を生み出しました。
工業技術研究院(ITRI) の吳水欽博士は次のとおり発表しました。蒸留塔の設計と応用は半導体溶剤のリサイクルと再利用において徐々に重要な役割を果たしつつあります。設計の重点は第一に運動量伝達、第二に質量伝達、最後に気液分配構造で、業界では豊富な経験を積んだうえで、材料の特性を利用して改善することで、機能を最大限に発揮し、廃棄溶剤回収の有効性を実現しています。連陽環保謝哲雄博士は、台湾プラスチックの塩酸洗浄塔などの新技術を共有して当社の研究開発チームの能力を強調し、業界とともに成長していきたいと述べました。